ジュニアNISAなのに配当金に課税された?!と思ったら特定預かりになっていないか確認を。

資産運用

我が家ではジュニアNISAでオルカンを年間80万円分購入しています。

が、しかし、2022年のジュニアNISA枠では、手違いで個別株「みずほリース」を単元購入してしまいました。

まぁいいかと特に気にせず放置し、2022年6月、配当金を受取りしたのですが、、

「あれ?非課税になっていないな?」

とSBI証券のマイページを見て気付きました。

 

考えても調べてもわからなかったので、SBI証券コールセンターに電話しました。

もち
もち

余談ですがコールセンターの応対がとても優しいです。

SBIホールディングスの株を買おうかと思うくらい。

ありがとうございます。。

すぐに解決。

非課税になっていない理由は、「ジュニアNISA口座で購入してはいるが、NISA預かりでなく特定預かりで購入しているから」でした。

 

???

 

そもそもの話なのですが、SBI証券のマイページを見てみると、「総合口座」と「ジュニアNISA口座」という2つの口座を開設していました。

この、「総合口座」って何ですかね?開設しましたかね…?と超基本的な質問をしたところ、

「総合口座」とは、SBI証券で口座開設した人が持つ口座ですよ。というご回答。

ジュニアNISAの開設有無や年齢を問わず、とにかくSBI証券で口座を開設したら、まず原則この総合口座を開設したということになるようです。

 

そして、娘の場合は、この総合口座に加えて、「ジュニアNISA口座」を開設したという状況です。

(すごく、基本的な内容だと思うのですが、とにかく娘のためにジュニアNISA目的で開設しただけだからか、よく分かっていませんでした)

 

さて、今回みずほリースを「ジュニアNISA口座」で購入はしていたのですが、

購入時にジュニアNISA預かりを選択していなかったようです。

ジュニアNISA預かりではなく、“特定預かり”を選択し購入していました。

つまり、ジュニアNISA枠の80万円は使用していなかったということになります。

 

この、“特定預かり”とは、どういうときに使用するのか??というと、

たとえば、ジュニアNISA預かりで購入した株で配当金を受け取り、その配当金を原資として別の株を購入するとき。

ジュニアNISAは、その制度上、本人が18才になるまで払出が制限されています(※2024年より、この制限は廃止されます)。

なので、ジュニアNISA預かりで購入した株で配当金を受け取った場合、その配当金も払出ができません。

しかし、払出ができないだけであって、再投資はできます。

ジュニアNISA枠の80万円は投資済という場合や、投資済でない場合でも投資予定がある場合には、受け取った配当金を原資として、ジュニアNISA口座の“特定預かり”を選択し株を購入できる。

ジュニアNISA口座より払出をしているわけでなく、ジュニアNISA口座内で再投資にまわしているのでOKということですね?

長くなりましたが、こういう使い方をするそうです。

 

ちなみに、今回、私は現金を証券口座に入金し、みずほリースを購入しました。

今回の私のケースのように、“特定預かり”とは、必ずしも配当金を原資として株を購入する必要があるというわけではありません。

また、繰り返しになりますが、ジュニアNISAの“NISA預かり”を選択するとNISA枠80万円を使用しての投資になりますが、“特定預かり”を選択するとNISA枠は使用せず投資していることになります。

ジュニアNISA口座で購入すると、NISA枠の使用かどうかを問わず払出制限の対象になってしまうはずなので、もしも誤って多額の現金を口座にいれて株を購入していたら、何年も払出できなかった可能性があるということですね?(まぁ2024年から撤廃になっていますが)。

 

なんだか、長くなってしまいましたが、まとめです。

ジュニアNISA口座で買ったのに配当金が非課税になってないと思ったら。

①ジュニアNISA預かりで購入しているか

②配当金受取方式は株式数比例配分方式を選択しているか

を、チェックすると良さそうです。

※②は調べるとすぐ他サイトで出てきたチェック項目なので本記事では割愛しています。

もち
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閲覧ありがとうございました

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